2011年6月13日月曜日

6DJ8 Mini Watter (ミニワッター) アンプ:周波数特性取り直し編

6DJ8のMini Watterアンプですが、周波数特性を測定しました。最初に取ったデータは、ヒーター電圧が5.0Vしか無い状態での測定だったので、この結果が修正版です。

表計算ソフトが慣れないOpenOfficeを使っているので、何とも中途半端な出来ですがご容赦ください(excel買おうかな〜)。

-3dBの減衰で考えれば左右とも40Hz〜50kHzを確保しています。若干、左右のチャンネル増幅率が異なっている様ですので、これは後でFB定数を調整して合わせ込む予定です。ぺるけさんもご指摘の通り、出力は小さいですが、かなり優秀な性能を確保しています。すごいな〜(僕は回路をコピーしただけ)。

周波数特性にも、どこにもピークもディップ無く、春日無線のOUT-54B-57も非常に優秀なOPTだと思います。

と、ここまで書いたのですが、実はその後、確認までに各部の電圧を測ったら、LM317で定電圧化したヒーター電圧が、わずかに4V前後しか無いことが判明。0-8Vのタップですが、電圧降下が大きく電圧余裕が無かった様です。結局、簡易直流点火(ブリッジダイオード&コンデンサ&抵抗1発)への改修をしました。なので、やっぱり後で、周波数特性も一から取り直します。
改修完了しました。これが正式なデータです。

ちなみに、残留雑音も0.1mV以下(我が家の測定器の下限以下)と、こちらも非常に優秀な結果となっています。なお、ヒーターを直流点火した事に伴い、ヒーターバイアスはかけていません。

ちなみに、今回の測定に当たって、ファンクションジェネレータは、「お気楽オーディオキット資料室」というwebサイトにある、AD9832(デジタルシンセサイザーIC)をつかった基板の頒布を頂きました。これもこれで、自作キットでありながら、1MHzのサイン波が出力可能なかなりの優れものです。
このwebサイトは、恐らく自作DAC系の基板頒布では一番有名なサイトでは無いかと思いますので、興味のある方は是非、一度訪れてみることをお勧めします。きっと、欲しくなるようなキット(基板)がたくさんありますよ。

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