2011年8月5日金曜日

6B4G 全段差動PPアンプ 製作編#5(完成!!)

完成!! しました。

”とりあえず完成”と言った後に、やっぱりしっくりこなくて、色々と改良を加えてやっと「完成!!」と言えるレベルにこぎ着けました。ただ、情けないのは、さんざん回路をいじったのですが、原因は、自分の犯した回路には「ミス」だったことですが、とほほ。

さて、写真に写っているとおり、一番大きな変更としては、今までの初段:6DJ8→ドライバー段:5687であった構成から、初段をFETに変更して、6DJ8をドライバーとして受ける構成に変更しました。

FETは、ぺるけ師匠も多用している2SK30Aを使っています。数少ない自分の作例からの印象ですが、やっぱり解像度の高い音を出すという意味では、真空管よりもトランジスタの方が有利な様な気がします。実は、フォノイコも同じ理由で、真空管からトランジスタに変更しました。

そんなわけで、音には満足しているのですが、デザインとしては「歯欠け」したような何とも情けない格好になってしまいました。

さて、ということで、真空管が1個減ったスペースをどうしようと考えていたのですが、以前から使いたいと思っていた小型のVUメーターを入れてみようかと画策中です。Φ35の穴を開けなければいけないし、既に実装密度も高いので入るか分からないですが、ちょっと今、図面を書いたり、回路を検討したりしている最中です。