2018年3月29日木曜日

MAGURA MT6 2018年モデル アップで撮ってみた

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購入したMAGURA MT6。
しばらくは暇がなくて、自転車につけられないので、まじまじと写真を撮ってみました。
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MAGURAといえば、代名詞的な技術が「CARBOTECTURE」と言われる、独自の樹脂成型技術。
要は、樹脂成型するプラスチックの中に、微細なカーボン繊維を“高純度”で混ぜ込んで、高い強度の部品を高精度で作る技術。
しかも、直近の技術では、カーボン繊維の方向までコントロールできるようになっているとの事で、鋳造の金属部品以上の強度だとか。
ま、行ってみれば、カーボンフレームに使われるCFRP(Carbon Fiber rainforce Plastic)が、エポキシ樹脂とカーボン繊維をラザニアの様に積層する技術だとしたら、CARBOTECTUREは、樹脂とカーボン繊維を完全に混ぜ合わせるスパゲッティの様な技術か!?
(なんのこっちゃ、余計分からなくなってきた)
ま、それはともかく。
機会があって、CARBOTECTUREできたマスターシリンダーの部品を持たせてもらったけど、ビックリするほど、薄く、軽く、硬かった、とここで言い加えておきます。
その上で、MT6の全体を見回すと...
好意的に言えば質実剛健、悪意を持っていえば色気が無い。
はい、XTRの部品が市場を席巻する理由がよくわかります。
ことブレーキに関しては、MAGURAの方が性能的XTR以上というもっぱらの評価ですが、見た目は完全にシマノが上ですね。形状のち密さ、加工の複雑さ、表面処理の美しさ、すべてにおいてシマノは圧倒的、特にXTRは別格と改めて思います(いわゆる「ほおずりしたくなる」スペック)。
ま、それを知ったうえで、MAGURAに乗り換えているんですけどね。

ディスクブレーキを、XTRからMAGURAに乗り換えてみる

MTBのコンポーネントの世界で、性能と価格のバランスを考えたらシマノの製品が一番なのは間違い無いのですが、キャリアが長くなってくるとチョットした変化球が欲しくなってきます。
僕のMTBは、ドライブトレインがM8000シリーズのXT、そして何故かブレーキだけが、M9020(エンデューロ/トレイル用)のXTRという構成になっています。
ただ、このブレーキ、可もなく不可もなくという性能で、実際に、こんな記事みたいにSRAMのブレーキの方が良いよなんて話もよく聞くようになってきました。
www.bikeradar.com
そんな訳で、物欲がむらむらした僕は、ブレーキシステムを乗り換えようという事を思い立ち、行きついたのがMAGURA MT6っていう選択です。
www.mcinter.co.jp
トップモデルのMT8が欲しかったのですが、よくよく調べてみると
  • 最大の特徴であるカーボン製のブレーキレバーが、2フィンガーデザインで、最近1フィンガーブレーキを覚えたばかりの僕にとっては握りにくい。
  • もう一個の違いのカーボン製のハンドルバークランプも、シマノのI-specを取り付ける為の“Shiftmix”アダプタをつけてしまうと、アルミ製に逆戻りしてしまう。
という事で、その2つを除けば性能がほどんと一緒のMT6に落ち着きました。
さて、今日はここまで。